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セレナは本当に壊れやすい?オーナーの声と故障リスクを徹底解説!

家族や送迎で大活躍する日産セレナですが、ネット検索でよく目にするのが「壊れやすいって本当?」という声。
あなたも、こんな悩みを感じていませんか?

  • 「セレナって故障が多いって聞くけど、実際どうなの?」
  • 「中古で購入を考えているけど、壊れやすかったら不安…」
  • 「長く乗りたいけど、メンテナンス費が心配」

そんな不安を持つ方のために、この記事では実際にセレナを所有しているオーナーのリアルな声を元に、壊れやすさの実態を探ります。

前半では「セレナの故障が多いと言われる理由や注意すべき部位」について、
後半では「故障を防ぐためにできる対策と、オーナーが語る長く乗るコツ」について紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください!


この記事のポイント

  • セレナの「壊れやすい」と言われる理由を明確に解説
  • オーナーの実体験から見える、よくある故障パターン
  • 故障しやすい部位とその予防策を紹介
  • 購入前にチェックすべき注意点や整備履歴の見極め方


セレナはなぜ「壊れやすい」と言われるのか?

よくある故障部位はどこ?

よくある故障部位はどこ?

日産セレナが「壊れやすい」と言われる理由のひとつに、故障しやすい部位が一定数報告されていることがあります。特に多いのは以下のような部品です。

  • アイドリングストップ関連の不具合(バッテリーやセンサー)
  • CVT(無段変速機)のトラブル
  • 電動スライドドアの不具合
  • 電装系(バックモニター、ナビ)の故障
  • パワーウィンドウやキーリモコンの動作不良
  • エアコンの冷却不良や風量のムラ

特に、CVTの不具合は10万km未満でも起きることがあるとされ、メンテナンス歴によって寿命が左右されやすい部分です。また、電動スライドドアは日常的に頻繁に使われることから、レールやモーター部分の摩耗・故障も起きやすいです。

これらのトラブルは、年式や走行距離、使用頻度、駐車環境といった要因に左右されやすく、特に以下のようなケースではリスクが高まります。

  • 短距離の運転が多く、エンジンが温まりきらない
  • 頻繁にドアを開け閉めする(送迎など)
  • エンジンを頻繁にオンオフする用途(買い物や立ち寄り運転)

たとえば、短距離の繰り返しや頻繁なアイドリングストップ作動がバッテリーを酷使し、結果的にバッテリー寿命が短くなったりエンジン始動不良につながったりすることもあります。


実際のオーナーの口コミは?

セレナは壊れやすいのか?他車種と比較してみた

ここでは、実際にセレナを所有している方の声をご紹介します。

  • 40代男性(C27型・中古購入)
    「購入して1年ほどでスライドドアのモーターが動かなくなりました。修理費は3万円程度。ほかは快調に乗れています。あと、夏場にエアコンの冷えが弱くなり、ガス補充で対応しました。」
  • 30代女性(新車で購入)
    「子どもの送迎で毎日使ってますが、バッテリーが2年持たずにダメになったのはちょっとショック。近所ばかり乗るせいかな?それ以外は快適ですし、運転もしやすくて気に入っています。」
  • 50代男性(C26型・8年目)
    CVTが滑るような感覚が出て、ディーラーで見てもらいました。定期的にオイル交換していなかったのが原因だったかも。あと、ナビがフリーズすることが時々あり、再起動が必要になるのが面倒ですね。」
  • 60代女性(C25型・10年以上使用)
    「長く乗っていますが、運転席側のウィンドウが開かなくなったことがあります。修理には1万円かかりましたが、それ以外はトラブル少なめ。古くなったぶん、こまめな点検を心がけています。」
  • 20代男性(C27型・3年目)
    「中古で購入してから大きな故障はないですが、ブレーキの利きが少し甘いと感じることがあるので、今度整備に出す予定です。ファミリー向けとしてはコスパが良い車だと思います。」

これらの声からもわかるように、「壊れやすい」と一言で言っても、使い方や整備状況によって大きく異なることがわかります。年式や走行距離だけでなく、どんな使われ方をしていたかを知ることが、購入時の判断に重要です。


セレナは壊れやすいのか?他車種と比較してみた

セレナは壊れやすいのか?他車種と比較してみた

では、セレナは他のミニバンと比べて本当に壊れやすいのでしょうか?ここではトヨタ・ノアホンダ・ステップワゴンと比較してみましょう。あわせて、車両設計や整備性、所有者の満足度といった観点からも見ていきます。

  • 故障件数(ネット上の口コミ集計)
     セレナ:やや多め
     ノア:やや少なめ
     ステップワゴン:平均的
     → セレナは電子制御系統の報告が比較的多く、一方でノアやステップワゴンはパーツ精度や耐久性がやや優れているとされています。
  • CVTの不具合率
     セレナはCVT搭載が早く、メンテナンスを怠ると不具合のリスクが高い。特にオイル交換を怠ると加速不良や異音が発生しやすくなります。一方、ノアやステップワゴンはトルコンATやCVTを車種によって使い分けており、CVTに関するトラブルは少なめとされています。
  • 部品の供給性や修理費
     セレナは部品供給が良好で、比較的安価に修理できる点は安心材料です。加えて、日産ディーラー網の整備もあり、故障時の対応スピードも早い傾向にあります。ノアやステップワゴンも同様に整備性は高いですが、部品価格はやや高めな傾向も見られます。
  • 所有者の満足度・装備面の違い
     セレナは先進運転支援(プロパイロット)や多彩なシートアレンジに定評があり、装備面の充実度は非常に高いです。ただし、それに伴って電子系トラブルが起こりやすくなるリスクもあります。

このように、セレナは突出して壊れやすいというわけではありませんが、特定の弱点があるという点は理解しておくべきです。比較対象のノアやステップワゴンと比べると、機能性と引き換えにメンテナンスの手間がやや増える可能性があるということも考慮に入れておくと良いでしょう。


壊れやすさを防ぐためのポイント

壊れやすさを防ぐためのポイント

セレナを長く乗るためには、以下のような対策が効果的です。

  • 定期的なCVTオイル交換(3〜4万km目安)
  • アイドリングストップバッテリーの早めの交換
  • 電動スライドドアのこまめな点検・手動併用
  • 日常点検でエンジン異音や警告灯を見逃さない
  • タイヤの空気圧や摩耗の確認をこまめに行う
  • エアコンフィルターやワイパーゴムなどの消耗品を定期交換する

特にCVTに関しては、オイル交換をしないままで乗り続けると加速不良や異音が生じるリスクが高まるため、ディーラーや整備工場でのメンテナンスが重要です。また、スライドドアは子どもや高齢者の乗降が多い家庭では使用頻度が高くなるため、電動部の故障を防ぐために手動での使用も意識すると長持ちしやすくなります。

さらに、ディーラーでの定期点検や延長保証の加入も、長く安心して乗るうえではおすすめです。点検によって、目に見えないトラブルの兆候を早期に発見できることが多く、結果的に修理費用の削減にもつながります。

中古車の場合は、整備記録簿の確認や試乗によるチェックも忘れずに行いましょう。走行中の違和感や異音の有無を自分の目と耳で確かめることで、購入後のトラブルを未然に防ぐことができます。


セレナを選ぶ前に知っておきたいこと

「壊れやすい年式・型式」はある?

「壊れやすい年式・型式」はある?

ユーザーの報告をまとめると、**C25型(2005〜2010年)および初期型C26(2010〜2012年)**はトラブルの報告が多い傾向にあります。

特にCVTの耐久性や電装系の初期不良が指摘されており、中古車でこれらの型式を検討している場合は注意が必要です。 これらの年式はすでに10年以上経過しており、走行距離も10万kmを超える個体が多くなってきています。そのため、消耗部品の劣化や修理歴の有無によって状態が大きく異なる可能性があるのです。

また、C25および初期C26では、電動スライドドアやエアコンユニットのトラブル報告も複数確認されています 特に都市部での送迎利用や短距離走行が多い車両では、モーターやセンサーの負担が蓄積しやすく、結果として故障に至るケースが目立ちます。

一方で、C27(2016年〜)以降のモデルは、電装系の設計見直しや安全装備の強化によって、信頼性が大きく改善されてきています。 プロパイロットやインテリジェントアラウンドビューモニターなど、装備面での充実が図られ、ユーザー満足度も上昇傾向にあります。比較的新しい年式であるため、中古車でも走行距離が少なく、今後長く乗るうえで安心感があるという評価も多く見られます。


購入時に確認すべきポイント

購入時に確認すべきポイント

購入時には以下のような点に注目しましょう。

  • 整備記録簿がしっかり残っているか(定期点検や車検記録が連続しているかも確認)
  • CVTオイルやバッテリーがいつ交換されたか(交換時期と走行距離が記載されていると安心)
  • スライドドアの動作がスムーズか(異音や引っかかり、手動でも開閉できるかチェック)
  • 警告灯の有無や異音がないか(エンジン始動時や試乗中にランプ点灯がないか要確認)
  • エアコンや電装系の機能が正常に動作しているか(温度調節やナビ操作に問題がないか)

また、走行距離が少なすぎる中古車も要注意です。短距離しか走っていない車両は、バッテリーやオイルの劣化が早まっている可能性があります。さらに、あまり使われていなかった車両は、ゴム製品のひび割れやブレーキの固着といった経年劣化が進んでいることもあるため、見た目だけでなく下回りや足回りの状態も確認することが重要です。


中古でも安心して乗るには?

中古でセレナを購入する場合、次のような対応でリスクを軽減できます。

  • 第三者機関の車両検査付き車両を選ぶ(例:AIS検査など、客観的な評価があると安心です)
  • 保証期間がついた中古車を選ぶ(エンジンや電装系の保証対象範囲も確認しましょう)
  • ディーラー系列の認定中古車は信頼度が高い(メンテナンス履歴や交換部品の情報が明確です)
  • 購入前にできるだけ詳細な現車確認や試乗を行う(足回りや静粛性のチェックも含めて総合判断)

さらに、可能であれば前オーナーの使用履歴やメンテナンスの頻度も確認することが望ましいです。 特にファミリー用途だった場合、スライドドアやシート周辺の摩耗が進んでいるケースもあるため、状態を直接見ておくことが重要です。

また、購入後にすぐ点検・整備を行うことで、初期不良や経年劣化を早期に発見できます。これにより、大きな故障を防ぎ、結果的にコストを抑えられます。特に、CVTオイルやバッテリー、ブレーキパッドなどの消耗品は納車直後に状態を確認し、必要に応じて交換を検討すると安心です。


【総括】セレナは特段故障しやすいワケではないがメンテナンスで寿命が変わるので注意!

結論として、セレナが「壊れやすい」と感じるかどうかは乗り方や整備状況に大きく左右されると言えます。

たしかに一部のモデルや使用状況ではCVTや電装系の不具合が発生しやすい傾向がありますが、全体としてはミニバンとして十分に信頼できる車種です。

中古車を選ぶ際には、「壊れやすい年式」や「部品交換歴」の有無をチェックし、安心して乗れる一台を見極めることが大切です。

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