ファミリーカーっていうと7、8人乗りくらいで広々使えるでかいやつがいいのかな～
それもいいけど、令和になってからファミリーカーに軽を選ぶ人がとっても増えているんだワン
軽！？軽自動車ってセカンドカーがメインじゃないの・・・？
なんで最近ファミリーカーに軽を選ぶ人が多いのか、詳しく見ていくワン！
令和の時代、多くの家庭がファミリーカーとして軽自動車を選ぶ理由は何でしょうか？近年、軽自動車が注目を集める理由を探ると、その燃費の良さやコストパフォーマンスの高さが挙げられます。燃料費の節約だけでなく、自動車税や保険料が安く済むことも大きな魅力です。また、都市部での取り回しの良さやパーキングのしやすさも、軽自動車が選ばれる理由の一つです。さらに、最新の技術革新により、安全性や快適性においても従来のイメージを覆す進化を遂げています。この記事では、なぜ現代のファミリーカーにおいて軽自動車が選ばれるのか、そのメリットと今後の展望について詳しく掘り下げていきます。
そもそも軽自動車と普通車の違いは？
車格とサイズ
最も明確な違いは、軽自動車と普通車のサイズです。軽自動車は全長3.4メートル以下、排気量660cc以下という基準に合致しています。一方、普通車はこの基準を超えることが一般的です。そのため、軽自動車はコンパクトで狭い道路や駐車場でも運転しやすいとされていますが、普通車の方が広い車内空間と荷物の積載能力があります。
税金と保険料
日本では、軽自動車は税金や自動車保険料が普通車よりも安価です。これは排気量や車両重量に基づいています。特に初めて車を所有する方や経済的な選択を考える方にとって、軽自動車はランニングコストが低く抑えられる利点があります。
燃費とエコロジー
一般的に、軽自動車は小型エンジンを搭載しており、燃費が良いとされています。これにより燃料費が抑えられ、環境にも優しいという評価を受けています。一方、普通車は大型エンジンや高性能モデルも多く、燃費は軽自動車よりも劣ることがありますが、近年の技術進化により改善されつつあります。
デザインと装備
軽自動車は一般的にコンパクトで機能的なデザインが特徴です。これに対し、普通車は多様なデザインや高級感のある装備が選択肢として揃っています。車の外観や内装にこだわりがある方にとって、普通車は満足度の高い選択肢となることが多いでしょう。
これらの違いを把握することで、自分のライフスタイルや予算に合った最適な車を選ぶことができます。車の選び方は個人によって異なるため、自分のニーズに合った車を見極めるために、これらのポイントを参考にすることをお勧めします。
日本の出生数からみるファミリーカー
ファミリーカーを希望する家庭は、子供がいるユーザーが多いのではないでしょうか。
「ファミリーカー」という言葉に明確な定義はありませんが、家族全員が快適にドライブする事ができるという点がまず挙げられるでしょう。
厚生労働省のグラフを見てみると、1989年には年間125万人だった日本の出生数が、2019年には90万人を下回っています。グラフには2019年までのデータまでとなりますが、その後2024年現在までも出生数は減少を続け、現在2024年は70万人を割る見込みです。
生まれる子供の数が30年前の5割ほどになった今、家族が車を選ぶ基準や条件も変化してくるのは必然ですね。
子供の数が大幅に減っている現在、単純に「大人数用の車を持たなくて良く」なりました。
軽自動車の定員は基本的に4人までですが、下記の条件であれば5人乗りも可能となっています。
①12才未満の子ども3名＋大人2名
②12才未満の子ども4名＋大人1名
ファミリーカーでは、家庭の人数＋1人分くらいの余裕がある車を選ぶ事がおすすめですが、子供を2人持つ夫婦という条件で考えても軽自動車の定員は満たしているわけです。
家族全員で車で遠方に旅行に行く事も、せいぜい小学生くらいまでですよね。子供が13歳以上になったら、それこそ塾や部活の送迎に車を使う目的が変わっていく事でしょう。
大量の荷物を抱えた旅行を12歳頃までにし終えるとなると、子供が13歳以降になっても軽自動車の容積で足りなくなるという事はあまりありません。つまり、「夫婦＋子供2人」の組み合わせまでであればファミリーカーに軽自動車を選ぶ事は十分現実的というわけです。
ファミリーカーに軽自動車を選ぶメリットとデメリット
ファミリーカーとして軽自動車を選ぶことについて、メリットとデメリットを見てみましょう。
メリット
- 燃費の良さ: 燃料効率が高く、ランニングコストが低い。
- 税金・保険料の軽減: 自動車税や自動車重量税が安く、保険料も比較的低め。
- 取り回しの良さ: 小回りが利きやすく、駐車が楽。
- 都市部での利便性: 狭い道や混雑した街中でも運転しやすい。
- 初期費用の抑えられる可能性: 購入時の価格が他の車種よりも安い場合がある。
まず軽自動車のメリットの一つは燃費の良さです。エコカー減税の恩恵もあり、ランニングコストが比較的低く抑えられます。家族での長距離移動や日常の通勤においても経済的です。また、軽自動車は小回りが利きやすく、都市部の狭い道や駐車場でも取り回しがしやすいのも大きな利点です。これにより、家庭用途での利便性が高いと言えます。
デメリット
- 車内空間の狭さ: 乗員や荷物が多い場合には窮屈に感じることがある。
- 高速道路でのパフォーマンスの限界: 長時間の高速走行や坂道での加速性能に限界があることがある。
- 安全性能の制約: 衝突安全性や安全装備が標準車よりも劣る場合がある。
- 乗り心地や静粛性の面での劣化: 長距離ドライブや高速道路での乗り心地や静粛性が標準車に比べて劣ることがある。
- 社会的なイメージの影響: 一部では「軽自動車＝安っぽい」というイメージがあることがある。
軽自動車にはデメリットも考慮しなければなりません。例えば、車内空間がコンパクトであるため、大人数や大型の荷物を積載する際には限界があります。長時間の高速道路を走行する場合も、車内の快適性が気になることもあります。また、安全性能に関しても、一般的なセダンやミニバンに比べて劣ることがありますので、家族の安全面を考慮する際には注意が必要です。
さらに、軽自動車の乗り心地や静粛性が標準車に比べて劣ることもあります。特に長距離ドライブや高速道路を頻繁に利用する場合は、その点も考慮する必要があります。
家族構成と車の使用用途をよく考えて軽自動車を選ぶかどうか決めよう！
軽自動車を選ぶ際には、家族の構成と車の使用目的をしっかり考慮することが重要です。軽自動車はコンパクトで燃費が良く、税金や保険料も比較的安価ですが、その代わりに乗車定員や荷物の積載量が限られています。単身者や小さな家族であれば、日常の足として充分なスペースが確保できる場合が多いでしょう。一方、大家族や趣味で荷物を多く積む必要がある場合には、大きめの車種を選ぶ方が適しています。また、通勤や買い物などの都市部での使用が主体ならば、軽自動車の狭い道や狭い駐車スペースでも取り回しやすく便利です。しかし、長距離ドライブや遠出が多い場合は、快適性や安全性を考慮して、少し大きめのセダンやSUVを検討するのも良いかもしれません。軽自動車を選ぶかどうかは家族の人数やライフスタイルによって異なるので、自分の生活に最も合った選択をしっかり見極めて車を選びましょう！
