ヤリスクロスで実際に走ってみると意外と燃費が悪かった…という声は少なくありません。この記事では次のような疑問にお答えしていきます。
- ヤリスクロスの燃費はどれくらい?
- ハイブリッド車とガソリン車の違いは?
- 燃費が悪くなる運転の仕方は?
- どんな場面で燃費が良くなるの?
記事前半では「ヤリスクロスの実質燃費について」、後半では「燃費が悪くなるシーンと行為について」解説しているので、ぜひ参考にしてみてください!
ヤリスクロスの燃費はどう?
カタログ燃費と実際の燃費の差
ヤリスクロスのカタログ燃費はとても良いですが、実際の運転ではそれより劣ります。これは特にヤリスクロスだからという訳ではないですが、実際に乗っている人から「思った以上に燃費が悪かった」という声がたびたび聞かれます。
ヤリスクロスのカタログ燃費は以下のようになっています。
・ハイブリッド車: 市街地モードで平均30.2km/L
・ガソリン車: WLTCモードで平均14.5km/L
しかし、実際の燃費は運転環境やスタイルによって異なります。
例えば、街乗り中心の場合、ハイブリッド車の実燃費は約20~22km/L程度との声が多いようです。一方、高速道路をメインに走る場合はカタログの高速道路モード通りの約30km/L程度の燃費になることが多いと言われています。
ガソリン車は街乗り中心だと約12~14km/L、高速道路での長距離移動なら約16~18km/L程度になることが多いです。ガソリン車はハイブリッドに比べて、カタログとの燃費の違いは少ないようですね。
また、エアコンの使用や乗車人数、荷物の量なども燃費に影響するため、環境や運転の仕方を意識することで燃費を改善することができます。
ハイブリッドの場合
こちらはトヨタが出しているヤリスクロスの主要諸元表です。表の黄色い表は、上の2番目から「市街地モード」「郊外モード」「高速道路モード」、いずれも単位はkm/Lです。
ヤリスクロスのハイブリッド車は、低速運転のときに特に燃費がとても良いことで知られています。電動モーターのおかげで、信号待ちや渋滞でもガソリンをあまり使いません。「街中の移動がすごく経済的」と言われる理由です。
さらに、エコモードに切り替えることで、燃費がさらに改善される点も人気の理由です。自動的にエネルギーを節約し、ガソリン代を抑えられるのが魅力です。
ガソリン車の場合
ガソリン車はハイブリッド車ほど燃費は良くありませんが、初期費用を抑えたい人や、長距離運転をする人にはおすすめです。「遠出するならハイブリッドとの差は気にならない」という意見も多いです。
加えて、ガソリン車はエンジンのパワーが強く、山道やアウトドアに行く人にも高く評価されています。急な上り坂でも力強く走れるのがポイントです。
ヤリスクロスは満タンで何km走る?
ヤリスクロスに実際乗っている人は、ガソリン満タンで600~800kmくらい走るという人が多いです。運転の仕方や走る道によっても変わりますが、長い距離のドライブにはぴったりの車です。
燃費が悪くなるシーンと行為
燃費が悪くなるシーンと行為
急発進・急ブレーキ
急にアクセルを踏んだりブレーキをかけたりすると、燃費が悪くなります。これを何度もすると、すぐにガソリンが減ってしまいます。「気づいたら燃費が悪くなっていた」という声も多いです。
エアコンの使いすぎ
エアコンを長時間使うと、エンジンに負担がかかります。夏や冬はつい使いすぎてしまうので注意しましょう。「エアコンを控えたら燃費が良くなった」という口コミもあります。
荷物の積みすぎ
車に重い荷物をたくさん積むと、燃費が悪くなります。旅行や買い物のときは、本当に必要な物だけを積むようにしましょう。
短距離の頻繁な運転
短い距離を頻繁に運転すると、エンジンが温まる前に停車するため、燃費が悪化します。できるだけまとめて用事を済ませるようにしましょう。
高速道路でのスピード超過
高速道路でスピードを出しすぎると、燃費が急激に悪くなります。法定速度内で走ることで、燃費を節約できます。
燃費向上のための運転のコツ
- ゆっくり加速する:アクセルをゆっくり踏んで、スムーズに加速しましょう。これだけで燃費がかなり改善されます。
- 一定の速度を保つ:高速道路では一定の速度を保つことで、エンジンに負担をかけず、燃費を良くすることができます。
- エコモードを使う:エコモードを使うことで、車のエネルギー消費を減らし、燃費を良くすることができます。特に市街地走行に効果的です。
総括:ヤリスクロスの燃費はカタログより劣るが満足の声も多い
ヤリスクロスの燃費は運転の仕方や走る道によって大きく変わります。
カタログ燃費に届かないケースも見られますが、長距離運転や高速道路での走行では予想以上に良い結果を出すことも多いです。日常の運転ではエコモードの活用や急発進・急ブレーキを避けることで燃費を改善できます。
乗り方次第でヤリスクロスは非常に経済的で満足度の高い車になるでしょう。次の車選びの際にはぜひ、ヤリスクロスを候補に入れてみてください。